活き方
   
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山の企画
山彦恵方は、山<森や川、そこに住む全ての生き物を包括する意味での>を歩く事を軸にして
自然との関係や生活の在り方を提案させていただいております。
     
TOP 想い 深山 逝き方 山の神          
 
 
 
 目  次    バックナンバー
    
1.1 活き方
1.2 気づきに繋がる道
1.3 「重ねる」と「取る」
1.4 歳を重練る
1.5 歳を取る
       

ここでは五つの最新記事を掲載しています。

以前の記事がある場合は、ブログ「山恵歩」へ転載しますのでご覧ください。

以前の記事の有無は、ご案内させていただきます。

現在はありません。

   
 
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1.1 活き方
     


「いきかた」には、「活き方」、「逝き方」それと「生き方」があります。
音としていずれも同じというのは、実に不思議です。
「生き方」は、生命の保ち方、維持し方です。
「活き方」とは、「この世に活きる意味」であり「生まれて来た意味」です。

 
 
 
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1.2 気づきに繋がる道
   
 
「山を歩く事と、活き方にどんな関係があるのか」と思われる事でしょう。
山という場所は、日常を「暮らす」とか「過ごす」場所とは違います。
「暮らす」は日暮れを待つ、「過ごす」は時を過す、という事です。
どちらも生きてさえいれば、何もしなくとも手に入りますね。
山を歩き山頂に立つ時、そこに在るのは充実感や達成感です。
山で得られるその感覚が、なぜ日常の生活で得ることができなのでしょう、もしくはなぜ得難いのでしょうか。
その問いに応えるようと考えはじめた時、それは「自分を活きる」、「日々を活きる」事のヒント、つまり気づきに繋がる道に立っていると言えるのだと想うのです。




 
 
 
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1.3 「重ねる」と「取る」
     


人は、年齢を「重ねる」と「取る」という二つの概念を持っています。
この世に生まれて1年という単位でもって、年輪を重ねるように活きるか、この世に在らんとする年齢を定めて命を削り取るが如くに活きるか、の違いです。





 
 
 
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1.4 歳を重練る
     


ただ生きていても歳は重なりません。
生きる上での経験や知識は、ただの方便でしかない。
本を読むというだけでは、ただの趣味でしかないのです。
「知っている」ということは「行う」事が出来て、はじめて真に「知っている」と言える、それが知行合一を説いた王陽明の智慧です。
この世に活きる意味を模索して人ははじめて歳を重ねて活きていると言えるのだと想います。
人は生きるためにこの世に在るのではなく、活きるために生きているのだと気がついた時、そしてこの世に活きる意味の道に立った(重なった)と認識した時、「歳を重ねる活き方」の頂きに到達したことを実感するのです。
 

 
 
 
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1.5 歳を取る
     
重ねて活きる頂きから先に進む時、人は「歳を取り」はじめます。
「余分な物」を捨て、単純明快で在ろう、身軽になろうとします。
それは全て行動、実践を優先するためなのです。
その時、人の内には活き方と逝き方が同時に存在しています。
つまり「死んで悔いなし」と想える物をあなたは持っているからです。



 
 
 
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